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IBM Bobでレガシー刷新、作業を9カ月から3日へ

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IBM Bobでレガシー刷新、作業を9カ月から3日へAI活用事例の構造図前提対応導入短縮実証背景レガシー刷新の難所課題品質のバラつきAI処理IBM Bob専用WF利用Blue Pearl導入成果9カ月が3日にhttps://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2607/31/news094.html

出典: https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2607/31/news094.html

AI活用の概要

IBM Bobは、COBOL・PL/IやIBM i、Java 25移行などレガシー環境のモダナイゼーション向けに、事前構築済みの専用ワークフローでAI支援を行う。複数エージェント連携と利用・コスト可視化機能も加わった。Blue Pearlの導入事例では、14人で9カ月を見込んだ作業が3日で完了した。

背景

生成AIによるコード生成が広がる一方、レガシー環境の刷新はAIの適用が難しい領域とされている。開発現場ではコード生成にとどまらず、より大規模で複雑な業務へAIを適用する動きが広がっており、レガシーアプリケーションの刷新やモダナイゼーションがその代表例となっている。IBMによれば、作業の進め方によってAI成果物の品質がバラつきやすく、複数の工程にまたがるプロジェクトでは特に課題になりやすいという。

要望・目的

レガシー領域における自動化を進めるうえで、構造化された再現性の高いワークフローによって成果物品質のバラつきを抑えることが狙いとなる。レガシーシステムを抱える企業が、自社環境に合わせてカスタマイズや拡張できる事前構築済みの専用ワークフローを用意し、メインフレームや統合プラットフォーム、Javaといった環境のモダナイゼーションを支援することが目的として位置づけられている。

実装・実施内容

IBMはエンタープライズ向けAI開発支援ツール「IBM Bob」の新機能を発表した。柱の一つとして、IBM Zシリーズ、IBM i、Java向けの事前構築済み専用ワークフローを追加した。あわせて、複数のAIエージェントを連携させるマルチエージェント機能と、AIの利用状況とコストを可視化する分析機能も加えた。クラウドソリューションやコンサルティングを手掛けるBlue Pearlは、モダナイゼーションのプロジェクトにIBM Bobを導入した。

AIサービス・システム

中心となるのはAI開発支援ツール「IBM Bob」である。Premium Package for ZはCOBOLやPL/IのモダナイゼーションとJCLの分析機能を提供する。for IBM iはリモートファイルシステムとの統合や専用モード・ツール、最適化ワークフローを備える。for Java ModernizationはJava 25への移行、大規模リファクタリング、依存関係分析をAIが支援する。全ユーザー向けに、分析機能Bobalytics、複数ツールの並列実行、サブエージェントによる複雑処理も追加された。

結果・効果

Blue PearlがIBM Bobをモダナイゼーションのプロジェクトに導入したケースでは、14人のエンジニアで9カ月かかると見込んでいた作業が、3日で完了した。レガシー専用パッケージに加え、利用状況の把握やリソース配分、運用監視を行うBobalyticsなど、全ユーザーを対象とした機能も同時に加わっている。