AIgram
← 一覧へ

AIフローデザイナーで経営会議レビューを起案者に開放

元記事公開日: 2026年7月8日

AIフローデザイナーで経営会議レビューを起案者に開放AI活用事例の構造図実現自動化調整開放軽減要望判断の質と速度課題暗黙のレビュー観点AI処理レビューAI人の役割観点と指示の調整利用起案者の事前確認成果修正往復の軽減を期待https://exawizards.com/column/ai-case/aidrivendays_0003/

出典: https://exawizards.com/column/ai-case/aidrivendays_0003/

AI活用の概要

エクサウィザーズは、AIフローデザイナーに経営会議資料と設定済みのレビュー観点を与え、自動チェックするレビューAIを構築した。起案者にも開放し、現場で自らAIと壁打ちして想定される論点や課題を解消しておく使い方を想定している。経営企画やCOOとの修正の往復にかかる時間を軽減することを期待している。

背景

エクサウィザーズのCOOは、AI市場の進化に伴って個別の経営判断に求められる速度が高まる中、社内外の情報収集、リサーチ、稟議、資料レビューをAIで改善したいと考えていた。経営会議資料のレビューでは、頭の中にある言語化されていない観点で確認していたため、起案者は確認される点を事前に把握しにくく、指摘を受けてから修正する往復が生じていた。

要望・目的

目指すのは、AIを通じて意思決定の質と速度を同時に高めることである。経営会議資料については、事前の論点出しを含むレビューをAIで実施し、現場とCOO・経営企画の間で行う修正の往復を減らすことが課題となった。属人的なチェック観点を再現可能な形にし、起案者自身が論点や課題を確認できる状態も求められた。

実装・実施内容

チャット型生成AIへ都度指示する手間を省くため、社内ツールのAIフローデザイナーでレビュー用ワークフローを構築した。AIの指摘に違和感があった場合は理由を掘り下げてプロンプトを書き換え、確認順を市場の定義から競合との差別化へ整理した。指摘の粒度も具体化し、過去の経営会議資料と照らしながら調整を繰り返した。完成後は、磨き上げたレビューAIを経営会議の起案者にも開放した。

AIサービス・システム

AIフローデザイナーは、AIエクセレンス推進室が社内開発したワークフロー型LLMである。資料を投入すると、あらかじめ設定したCOOのレビュー観点に沿って、決まったステップで自動チェックを実行する。日常的な生成AI利用ではマルチLLM対応のexaBase 生成AIを用い、GoogleのNotebookLMも併用している。NotebookLMは理解、AIフローデザイナーは特定観点に沿う定型処理に使い分けている。

結果・効果

経営会議の起案者が、レビューAIを使って現場で自らAIと壁打ちし、想定される論点や課題を解消しておく活用を想定している。COOの視点をセルフチェックするガイドとしての利用を想定している。経営企画やCOOとの修正の往復にかかる時間的コストの軽減を期待している。属人的なチェック観点をAIへ渡して現場が自走できれば、管理者が戦略的な判断に使う時間を確保できるとしている。