Claude Codeで書類処理を自動化
元記事公開日: 2026年7月18日
出典: https://genai-ai.co.jp/ai-kanri/blog/cc-shorui-shigoto-ai/
Claude Codeは、フォルダ到着やフォーム入力を起点に、PDFからの情報抽出、テンプレートへの差し込み、台帳記録、保存・通知を連続実行する。契約書などは人が最終確認・修正する。クライアント企業では、月20時間の書類処理を週1回の確認へ圧縮した例がある。
背景
申請書・稟議書の作成、受取PDFの確認と転記、契約書初稿、ファイリング、差戻し対応は手作業で行われる。典型的な中小企業では、担当者1人の書類業務に月26〜60時間を要する例が示されている。転記ミス、バージョン混在、署名漏れ、書類フローの属人化、取引量の増加に伴う作業量の増大も課題になる。
要望・目的
書類を一括で扱うのではなく、時間やミスの影響が大きい1種類から自動化対象を選ぶ。自動化では、処理を開始するトリガー、AIに行わせる処理、結果の保存先を定める。受信メール、フォーム送信、特定フォルダへのファイル到着を起点に、抽出・生成・記録・保存・通知までをつなぐことが目的となる。
実装・実施内容
PDF処理では、メール添付や監視フォルダに届いたファイルを読み取り、会社名、金額、日付などを抽出してCRM、Excel、会計ソフトへ転記し、命名規則に沿って保存する。契約書では顧客名、案件種別、金額を入力し、テンプレートを選択して初稿を作成する。法的効力を持つ書類は、担当者または法務が修正を含む最終確認を行ってから送付する。
AIサービス・システム
Claude Code/Codexは、自然言語の指示に基づき、フォルダ監視、PDF読み取り、情報抽出、スプレッドシートへの記録、ファイル名変更、フォルダ移動、Slack通知を連続して実行する。Claude Codeは契約書や見積書のテンプレートに変数を差し込み、PDF化やメール送付にもつなげられる。AIは最終判断者ではなく、定型処理と初稿作成を担う。
結果・効果
クライアント企業には、月20時間かかっていた書類処理を週1回の確認に圧縮した例が複数ある。契約書の自動化を導入した企業では、月15〜20件の契約書作成を初稿確認の30分に集約した例がある。PDF処理後は完了通知を受け、担当者は確認に集中する運用となる。