ビズリーチのCodex活用と開発生産性評価
元記事公開日: 2026年8月3日
出典: https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2608/03/news010.html
ビズリーチは、OpenAIのAIコーディングツール「Codex」を活用している。AI Product Studio室では、AI利用量とプロダクト開発の生産性を継続的に確認している。外山氏は月間約100億トークンを利用し、利用量が増えるほど生産性も伸びる傾向を確認した。取り組みは会社全体への展開を目指している。
背景
ビズリーチはAI活用を、社員個人が業務で使う段階、良い使い方を組織全体へ広げる全社展開の段階、AI前提で組織を再設計して成果を出す段階の3つに整理している。約1年半前から全社員がGeminiを利用できるようにし、週3回以上利用する社員の割合は95%を超えた。
要望・目的
利用率が上がった後には、利用の量だけでなく使い方の質をどう高めるかが課題となった。さらに、AIへの投資を事業成果に見合うものとしてどう評価するか、個人の利用をチームや組織の成果へどう結び付けるかが論点になっている。AI投資に見合う組織全体の変化を目指している。
実装・実施内容
良い使い方を全社へ広げるため、推進役となるAIチャンピオンを設け、コンテストを開催し、コミュニティー内で活用事例を共有した。AIによるプロダクト創出を担うAI Product Studio室では、AI利用量とプロダクト開発の生産性を継続的に確認している。外山氏自身は1カ月に約100億トークンを利用している。
AIサービス・システム
全社員が利用できるAIとしてGeminiを提供している。ビズリーチは、OpenAIのAIコーディングツール「Codex」を活用している。AI Product Studio室では、AI利用量とプロダクト開発の生産性を継続的に確認し、利用量と開発上の変化を把握する。
結果・効果
業務の一部では、工数を80%削減し、生産性を200%向上させた成果が出ている。一方、会社全体では10〜20%程度の改善にとどまるケースが多い。AI Product Studio室では、AIを使う量が増えるほどプロダクト開発の生産性も伸びる傾向を確認した。この取り組みを1部門で終えず、会社全体へ展開する考えを示している。