AIgram

Gemini・MCPで3D CAD作成を支援

元記事公開日: 2026年8月3日

Gemini・MCPで3D CAD作成を支援AI活用事例の構造図指示修正出力検証生成確認要望形状・寸法の指示制約AI出力の不確実性AI処理CAD用コード生成人の役割FreeCADで実行結論設計者による検証利用3Dモデルを作成https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2608/03/news002.html

出典: https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2608/03/news002.html

AI活用の概要

Geminiなどの生成AIに形状や寸法を指示してPythonコードやGUI付きスクリプトを作成し、FreeCADで実行して3Dモデルを作る。MCPではClaudeがAutodesk Fusionの機能を呼び出せる一方、複雑形状では設計者が寸法、形状、設計意図を検証する。

背景

従来の3Dモデル作成では、設計者がマウスやキーボードでスケッチを描き、寸法や拘束を設定した後に、押し出し、回転、穴、フィレットなどのコマンドを順番に実行していた。近年は、文章や図面で形状を指示し、3Dモデル作成用のプログラムやスクリプトを生成AIに作成させる方法や、AIと3D CADをMCPで連携させる方法が登場している。

実装・実施内容

生成AIへFreeCADで作る直方体の幅、奥行き、高さを指示し、生成されたPythonコードをFreeCADに貼り付けて実行する。コードがエラーになった場合や指定と異なる形状になった場合は、エラーメッセージや状況を生成AIへ伝えて修正版を得る。GUI付きスクリプトでは、入力欄へ寸法を入れてOKボタンを押すと、数値に基づく3Dモデルを自動作成する。

AIサービス・システム

Geminiは3D CAD用のPythonコードやGUI付きスクリプトの生成例として使われる。MCPはAIアプリケーションと外部のデータ、ツール、業務システムを接続する規格であり、ClaudeとAutodesk Fusionの連携例では、チャットの指示をAIが解釈してCAD機能を呼び出す。Autodesk FusionのAutodesk Assistantはテクニカルプレビュー版として、開いているモデルや作業内容を踏まえた設計・製造作業の支援例に挙げられている。

結果・効果

FreeCADでは、生成AIが作ったコードを実行して指定寸法の3Dモデルを作成できる。GUIを使う場合は、コードの内容を理解していなくても必要な寸法の入力でモデルを作成できる。MCP連携では、従来は人が行っていたコードの貼り付けと実行を減らせる。複雑な形状をAIだけで作成することは困難であり、寸法、形状、設計意図が正しく反映されているかを設計者が検証する必要がある。