Google Gemini新3モデルでAIエージェントを強化
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出典: https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2607/25/news005.html
Googleは、AIエージェント向けにGemini 3.6 Flash、Gemini 3.5 Flash-Lite、Gemini 3.5 Flash Cyberを公開した。3.6 Flashはトークン使用量の削減と性能改善、Flash-Liteは低遅延の大量処理、Flash CyberはCodeMenderでの脆弱性検出・検証・修正案作成を担う。Cyberは政府機関と信頼できる提携先へ限定試験として提供する。
背景
Googleは、大規模なAIエージェントの構築に必要な処理効率、応答速度、信頼性の向上を掲げた。2026年7月21日(現地時間)に、Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Liteを公開し、サイバーセキュリティ分野に特化したGemini 3.5 Flash Cyberも発表した。AIエージェントが一つの作業を終えるまでの総費用を抑えることも狙いとしている。
要望・目的
Gemini 3.6 Flashは、コーディング、知識労働、画像や文書を含むマルチモーダル処理を強化する。Gemini 3.5 Flash-Liteは、低遅延や大量処理を重視し、エージェント型検索や文書処理などを想定する。Gemini 3.5 Flash Cyberは、ソフトウェアの脆弱性を検出、検証し、修正案を作成する用途に特化する。
実装・実施内容
Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Liteは発表日から利用可能とした。開発者にはGemini API、Google AI Studio、Android Studioを通じて提供し、Gemini 3.6 FlashはGoogle Antigravityにも対応する。企業向けにはGemini Enterprise Agent Platformで提供し、Gemini 3.6 FlashはGemini Enterpriseアプリにも搭載する。Gemini 3.5 Flash Cyberは、CodeMenderで複数のエージェントを協調させ、統合報告書を作成する。
AIサービス・システム
Gemini 3.6 Flashは、Gemini 3.5 Flashと比べて出力トークン使用量を17%削減した。DeepSWEなど一部の試験では最大65%の削減率としている。Gemini 3.5 Flash-Liteは、Artificial Analysisの計測で毎秒350出力トークンを処理した。Gemini 3.5 Flash Cyberは、大型モデルより低いトークン単価で脆弱性の発見と修正を担う。CodeMenderでは、複数のCyberエージェントが検出、検証、修正案の作成を分担する。
結果・効果
Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Liteは、開発者、企業、一般利用者に順次提供する。Gemini 3.5 Flash-LiteはGoogle検索への展開も始めた。Gemini 3.5 Flash Cyberは悪用にも転用可能なため、政府機関と信頼できる提携先に対象を絞り、近く限定試験として提供する予定である。防御担当者が重大な脆弱性を攻撃前に発見し、修正する時間を確保しつつ、広範な悪用を抑える方針としている。