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キユーピー、パソコンを日常的に使う従業員のAI利用約7割

元記事公開日: 2026年7月24日

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出典: https://ai-keiei.shift-ai.co.jp/interview-f7-kewpie/

AI活用の概要

キユーピーは、Q-unityとGeminiを使い分け、生成AI使い倒しコンペ、メンター制度、社内コミュニティを通じて利用を広げた。2025年にはパソコンを日常利用する従業員の約7割が月1回以上AIに触れ、2026年はAIを毎日の相棒にする「バディ化」の講座を展開している。

背景

組織として生成AIに取り組み始めたのは2024年で、ChatGPTが話題となり、個人的に触る従業員が少しずつ出てきた時期だった。会社としてAI活用へ舵を切る方針が固まり、現場のキーパーソンを先に育てる施策が始まった。

要望・目的

外部のチャットAIでは、入力情報が学習に使われることや、出力を信頼してよいかへの不安があった。Q-unity公開後も、既存の業務が回るためAIを使わなくても困らない従業員が約6割を占めた。安全に試せる環境を用意し、従業員が自分の業務で使うきっかけを増やす必要があった。

実装・実施内容

デジタル推進部は、テーマとツールの使い方を参加者が決める「生成AI使い倒しコンペ」を計3回開催した。自身の業務課題を生成AIでどう解決したいかを応募時に記し、希望者にはメンターが1対1で支援した。のべ約1,000人が応募し、約700人が参加した。業務に合わせたプロンプトの試行錯誤は社内サイトへ掲載され、社内コミュニティでは従業員がTipsやプロンプトを投稿・共有する状態になった。

AIサービス・システム

2024年6月、グループ専用の生成AI環境Q-unityを全従業員向けに公開した。自社環境で安全に使える生成AI環境として、情報漏えいへの不安を抱く従業員が利用を始める条件を整えた。2025年4月にはGoogle WorkspaceのGeminiが利用可能になり、日常的なチャット利用はGeminiへ移行した。Q-unityはAIサービス開発とAIエージェント開発の基盤として使われている。

結果・効果

2025年には、パソコンを日常的に使う従業員の約7割が月1回以上AIに触れるようになった。毎日または週の半分以上使う従業員も約半数まで増えた。2026年は、たまに使う段階からAIを毎日の相棒にする「バディ化」をテーマに、利用段階別の講座を展開している。