日立システムズがMicrosoft Foundryで製造業AIを開発
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出典: https://www.microsoft.com/ja-jp/customers/story/25948-hitachi-systems-microsoft-foundry
日立システムズはMicrosoft Foundryを用い、製造業の現場業務を支援する製造業向けアシスタントAIを開発した。PlaygroundでAIエージェントの精度を開発前に確認し、Microsoft Defender for Cloudを含むMicrosoftサービスで構成する。2025年8月のリリース後、同じ基盤を使う他業界向けサービス開発も進めている。
背景
日立グループは、IT・OT・プロダクトの知見を結集して顧客のDXを支援するLumadaを成長戦略の柱としている。Lumada 3.0では各業界の知識や経験で強化したAIによる社会インフラの変革を掲げ、「DX サービス × AI」を重視している。日立システムズはこの方針のもと、2023年夏ごろから製造業の現場業務を生成AIで支援する仕組みの検証を重ねた。
要望・目的
製造業では、慢性的な人手不足の中で品質を維持しながらものづくりを続ける必要がある。ITやAIに慣れていないフロントワーカーでも容易に扱える直感的なUIを志向し、安全が担保された環境で業務を効率化してナレッジを共有することを目指した。技術継承と労働災害に関する課題の解決も対象に置いた。
実装・実施内容
Microsoftサービスをまとめて利用する構成で開発を進めた。AIエージェントを用いたアプリケーション開発の知見が不足し、社内リソースだけで最新情報を追い続けることが難しかったため、Premier Support for Partnersを採用した。専任エンジニアは基本設計への提案、技術不足を補う勉強会、インフラの技術検証、アプリ開発のサンプルコード提供を行い、本番移行時のトラブルにも対応した。
AIサービス・システム
Microsoft Foundryを使って製造業向けアシスタントAIを開発した。Microsoft FoundryのPlaygroundでは、開発前にAIエージェントの精度を確認した。インフラからMicrosoft Defender for CloudなどのセキュリティサービスまでMicrosoftのサービスで構成し、Microsoft Defender for Cloudは項目別スコアと低スコア時のアラートにより、運営者が対応箇所を把握する仕組みとなっている。
結果・効果
製造業向けアシスタントAIは2025年8月にリリースされた。Microsoft FoundryのPlaygroundでの精度確認により、開発工数を大幅に削減した。共通基盤を使い、社内のさまざまな部署が技術開発に取り組めるようになった。すでに同じアーキテクチャで営業プロセスの改善を支援する営業向けアシスタントAIもリリースされ、他業種・他業界向けサービスの開発も進められている。