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あいち銀行、LITRONで融資稟議書作成を効率化

あいち銀行、LITRONで融資稟議書作成を効率化AI活用事例の構造図対応自動化実現試行比較試算背景統合後の業務差異課題稟議書作成の負担要望品質と効率の両立AI処理稟議書素案を生成利用営業店で試行利用成果作成時間と指摘を削減成果年間13,400時間見込みhttps://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2026/070901

出典: https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2026/070901

AI活用の概要

LITRON Generative Assistant on finpossは、行内の顧客概況・財務情報を参照・分析し、融資判断の観点に沿う稟議書素案を自動生成する。営業店行員による試行利用で、作成時間の削減と審査役の指摘数約25%削減を確認し、最大年間13,400時間の業務削減を見込む。

背景

金融機関では年間数万社に及ぶ法人融資先ごとに稟議書を作成し、担当行員は顧客概況や財務情報などを収集・整理して文書化している。あいち銀行は2025年1月の銀行統合後、統合前の両行で事務運用、審査プロセス、融資判断の観点・評価基準が異なるため、稟議書の記載粒度と構成を均一化する課題を抱えていた。

要望・目的

経験量の異なる担当者によって「どの観点をどの程度書くか」に差が出ること、審査過程での問い合わせや追加ヒアリングによって最終承認まで時間がかかることが課題となっていた。AIを使い、稟議書作成プロセスの品質向上と効率化を同時に進め、統合後の業務標準化と融資判断に必要な観点の統一を図る。

実装・実施内容

NTTデータは、あいち銀行へ融資稟議書作成AIサービスを2026年7月27日から提供開始する。導入決定に先立ち、営業店の行員を対象に試行利用を実施し、行員が一から稟議書を作成する場合と作成時間を比較した。審査役による稟議書評価も行い、従来の指摘数との比較を実施した。

AIサービス・システム

LITRON Generative Assistant on finpossは、RAGであるLITRON Generative Assistantと、高いセキュリティー基準を必要とする業種向けのfinposs基盤を組み合わせた生成AIサービスである。行内の複数システムから顧客概況や財務情報を横断的に取得・整理し、融資判断で押さえるべき観点に沿って取引先ごとの稟議書素案を自動生成する。

結果・効果

試行利用では稟議書作成時間の削減を確認し、審査役の評価における指摘数は従来から約25%削減した。共通化した構成で素案を生成することで、記載内容と品質のばらつきの抑制にも寄与することを確認した。生産性向上により、最大で年間13,400時間の業務削減を見込む。今後はより多くの金融機関への展開を進める予定である。