Claude CodeとCOBOL・Java変換の注意点
元記事公開日: 2026年9月29日
出典: https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2609/25/news111.html
AnthropicはClaude Codeを使い、COBOLで構築されたシステムのモダナイゼーションを支援できるとしている。一方、既存ロジックをそのままJavaに置き換えたプロジェクトでは、コード量と複雑度が増え、維持コストと対応時間が長期化した。AIによる単純変換にも同じ注意が必要とされる。
背景
COBOL技術者の減少に悩む日本企業にとって、AIによる自動変換への期待がある。老朽化したITシステムには、個別最適な修正の積み重ねにより複雑度が高まり、使われていないコードや意味のないコード、矛盾して見える処理が含まれる可能性がある。
AIサービス・システム
Claude Codeは、COBOLで構築されたシステムのモダナイゼーションを支援するAIコーディングツールとして示されている。設計情報をデータ化すれば、次工程の設計情報の一部をAIで作成できる。一方、次工程の成果物を全て自動生成することは危険とされ、手作業との組み合わせが必要とされる。
結果・効果
JavaでCOBOLを再現したプロジェクトは想定規模より大きくなり、難航した。COBOL以上にステップ数と複雑度が増え、保守の生産性が損なわれたことで、再構築後も維持コストが上がり、対応までの時間も長期化した。既存ロジックの単純変換は技術的負債を先送りし、さらに増やすおそれがある。