セガ、Ollamaで共通AIサーバー構築し処理集約
元記事公開日: 2025年7月24日
出典: https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03276/072400004/
セガはゲーム開発現場に多数あるGPU搭載PCを生かし、Ollamaなどを用いた共通AIサーバーでローカルLLMを運用している。複数の内製ツールがローカルLLMや音声認識AIと連携し、高負荷処理を一箇所に集約する。ツール側は軽量のまま、サーバー側の最新技術を意識せずに利用できる。
背景
セガのゲーム開発現場にはGPU搭載のパソコンが多数ある。ローカルLLMは高性能なGPU搭載PCでなければ快適に動かないが、ゲーム業界の特殊事情として利用しやすい環境が既にあった。クラウドのLLMと比べ、ローカルLLMは一般に性能は劣る一方、課金不要で使い放題であり、セキュリティー上の懸念がない。
要望・目的
複数の内製ツールが共通で利用できる共通AIサーバーを開発する。ローカルLLMは課金不要で使い放題であり、セキュリティー上の懸念がない。
実装・実施内容
セガ開発技術部の林洋人シニアテクニカルアーキテクトと岳鳴涛エンジニアが、CEDEC2025で社内のローカルLLM活用事例を紹介した。セガは複数の内製ツールが共通利用できる共通AIサーバーを、Ollamaなどを使って開発した。内製ツールと、ローカルで動くLLMや音声認識AIなどとの連携を進めている。
AIサービス・システム
ローカルLLMは、大規模言語モデルをパソコンなどのローカル環境で動かす生成AIである。共通AIサーバーは、ローカルLLMの代表的なソフトウエアであるOllamaなどを用いて構築された。高負荷なAI処理を一箇所に集め、複数の内製ツールから参照・利用する構成になっている。
結果・効果
共通AIサーバーの導入により、高負荷なAI処理を一箇所に集約しつつ、ツールは軽量なままで使える。サーバー側は常に最新の技術を適用でき、ツール側で特に意識せずにそれらの技術を使える。