ロボトラック、52億円で国産レベル4自動運転を実装へ
元記事公開日: 2026年8月6日
出典: https://aismiley.co.jp/ai_news/robotruck-funding-physical-ai/
ロボトラックは、モジュール型AI、E2E AI、世界モデルを活用したフィジカルAI技術を、国産レベル4自動運転システムの開発に用いる。約52億円の資金で車両冗長化、安全性評価、運用体制も一体で開発し、高速道路から物流施設内までをカバーする実装を目指す。2026年5月には高速道路約260kmを介入なしで自動運転走破した。
背景
日本政府は2030年までに自動運転トラック1,000台の導入目標を掲げ、物流危機への対応として社会実装を進めている。ロボトラックは、2024年問題に代表される物流危機への対応を開発の背景に置いている。
要望・目的
物流事業者が自らの輸送網や車両へ導入し、主体的に運用できる大型トラック向け自動運転システムの実現を目指す。海外の技術基盤に依存せず、日本の道路・物流環境に適合するシステムを国内で開発し、既存の物流オペレーションへ実装する方針である。
実装・実施内容
シリーズAラウンドのファーストクローズで第三者割当増資により約52億円を調達した。資金は、モジュール型AIベースの技術、フィジカルAI技術、車両の冗長化、安全性評価、運用体制の一体的な開発に充てる。2024年4月の設立以降、経済産業省や国土交通省などの支援事業を通じ、レベル4自動運転システムの公道実証を進めている。
結果・効果
約52億円の調達により、完全自動運転トラックの社会実装に向けた開発・実証体制を強化する。2026年5月には、神奈川県の厚木南ICから愛知県の豊田JCTまでの高速道路約260kmを、セーフティドライバーの介入操作なしで自動運転走破した。セカンドクローズでの資金調達も予定し、物流事業者や車両メーカーとの連携を継続する方針である。