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富士通、Microsoft Dev BoxとGitHub Copilotで開発負荷20%削減

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出典: https://www.microsoft.com/ja-jp/customers/story/26041-fujitsu-limited-microsoft-dev-box

AI活用の概要

富士通は、プロジェクトごとの開発環境をMicrosoft Dev Boxで構成し、GitHub Copilotでコードベース変更、テスト、検証などの反復作業を支援した。1万人超の開発者が日常利用し、開発者の作業負荷を20%削減、年間37万5,000時間の節約を見込んでいる。

背景

富士通は、開発対象のシステムに必要なセキュリティ要件とコンプライアンス要件を満たすため、開発者やプロジェクトごとに物理的なデバイスを設定していた。クライアントや国ごとに異なる基準も考慮する必要があり、運用チームがハードウェアを購入・初期設定した後も、開発者は設定の微調整に約1週間を費やしていた。複数プロジェクトでは複数のデバイスが必要となり、セキュリティ確保が生産性を損なう場合があった。

要望・目的

グローバル規模で機密性の高い業務に対応しながら、安全な開発環境で開発速度を上げることが求められた。開発者がハードウェア設定ではなくコーディングや創造的な問題解決に集中できる状態を目指し、Corporate Digital本部のCDUは開発者向けの「Developers Platform(DP)」を構築した。セキュリティと開発生産性の両立も課題だった。

実装・実施内容

CDUはMicrosoft Dev Boxを採用し、管理者が全社のセキュリティとガバナンス標準に沿って複数プロジェクトをセットアップできるようにした。プロジェクトごとにワークフロー、目標、構成に合わせてDev Boxのインスタンスをカスタマイズし、プロジェクトポリシーでネットワーク接続、SKU、リソースへのアクセスを制限した。Microsoft Dev Boxの利用開始から1年後、その6か月後にGitHub Copilotを導入した。

AIサービス・システム

Microsoft Dev Boxは、オンデマンドで利用できるクラウドベースの開発者ワークステーションとして、プロジェクト専用環境を提供する。Microsoft Entra IDのシングルサインオンで、担当者だけが各プロジェクトへアクセスできるようにした。GitHub Copilotは、開発者の指示に基づき、エージェントモードによるコードベース全体への変更、テスト実施と結果検証、編集案の提示、エラー対応を支援する。

結果・効果

Microsoft Dev Boxにより、プロジェクト専用環境の立ち上げでプロジェクト開始までの時間を1週間削減した。Microsoft Dev Boxの利用開始から1年後、さらにその6か月後にGitHub Copilotを導入した。現在、1万人を超える開発者がGitHub Copilotを日常業務で活用している。Microsoft Dev BoxとGitHub Copilotの活用で開発者の作業負荷は20%削減され、年間37万5,000時間の節約を見込む。今後は利用者をさらに拡大する方針である。