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ヤンマーHD、QDIC採用と生成AI自動化を一部運用

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出典: https://it.impress.co.jp/articles/-/29622

AI活用の概要

ヤンマーホールディングスは、Quollio Data Intelligence Cloudで分散データの定義を管理し、事業部レベルのPSI分析で正しい分析を行える環境を整えつつある。生成AIを用いたワークフロー自動化は一部で運用を始めている。対象業務、利用製品、定量的な効果は明確にされていない。

背景

ヤンマーホールディングスは、既存事業の拡大や新規事業創出に向け、資産効率を高める取り組みを進めている。グローバルSCMでは在庫状況の正確な把握と運転資金の削減が課題だった。事業会社ごとに基幹システムを選ぶためデータ形式が異なり、複数システムのデータをExcelで手作業で突き合わせる運用では、抜け漏れや誤りのリスクがあった。

要望・目的

グローバルSCMの最適化と、AI活用を見据えた全社データ基盤の構築を目的にした。データ分析者が迷わず正しい分析を行える状態をつくるため、在庫区分や実績計上のタイミングを含むデータ定義を扱える仕組みが必要だった。

実装・実施内容

Quollio TechnologiesのQuollio Data Intelligence Cloud(QDIC)を採用し、データそのものではなくメタデータを一元管理した。QDICは、分散データの所在や構造を示すシステム面のメタデータと、業務ルールや背景などの業務文脈のメタデータを管理する。製造拠点と販売会社の各基幹システムからデータを収集し、在庫区分と実績計上タイミングの定義をQDIC上で明文化・公開した。

AIサービス・システム

生成AIを活用したワークフロー自動化は、一部で運用を始めている。AIサービス名、対象業務、入力情報、生成・自動化の具体的な処理、人による確認手順は明確にされていない。QDICはメタデータを管理するデータカタログとして採用されている。

結果・効果

採用の成果は、事業部レベルのPSI(生産・販売・在庫)分析で表れ始めている。QDICでデータ定義を明文化・公開したことで、データ分析者が迷わず正しい分析を行える環境が整いつつある。現在1事業部で先行するPSI分析は全事業への展開方針で、SCM・在庫コントロールに加え製品別連結損益やグローバルタレントマネジメントへの活用範囲拡大も予定している。