Apple、AIエージェントのリスクでmacOS権限制御へ
元記事公開日: 2026年10月3日
出典: https://www.itmedia.co.jp/news/article/2610/03/2000001983/
Appleは、AIエージェントの能力と自律性の向上に伴い、macOSのフルディスクアクセス権限による私的データへのアクセスリスクが増えると位置付けた。権限を許可するユーザーだけが明示的な操作を行える追加制御を導入する方針で、具体的な時期と仕組みは示していない。
背景
Appleは開発者に強力なAPIを提供する一方、ユーザーの私的データを守るための制御を設けている。フルディスクアクセスは、バックアップアプリがMac上で正しく機能するため、こうした制御の大部分を迂回できる権限である。
要望・目的
ファイル、メール、メッセージ、閲覧履歴などが、ユーザーの十分な理解がないまま公開される可能性を抑える。権限付与の前にリスクを明確に把握し、自身のデータとプライバシーについて情報に基づく判断ができる状態を目指す。
AIサービス・システム
Appleは特定の企業やアプリを発表内で挙げていない。9月にはMetaのAIエージェント「Muse」のMac版アプリを巡り、フルディスクアクセスとメッセージデータの扱いが議論になった。米Inc.のコラムニストは、MuseがMacの通知を監視し、開示せずに対話へ使っていたと投稿した。