Queue-itのAI代理購入と公平アクセスPoC
元記事公開日: 2026年7月24日
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000109664.html
Queue-itのトラフィックオーケストレーション、Meecoのデジタルアイデンティティ管理、DNPの分散型アイデンティティ管理を組み合わせ、本人が認可したAIエージェントが商品検索と購入を代理実行する流れを構築した。AIエージェントは仮想待合室で人間と同じルールに従って待機し、公平なオンラインアクセスを検証した。
背景
自動化されたボットの増加にAIエージェントの普及が重なり、アクセス需要の予測と制御は複雑になっている。Webトラフィックの53%はボットによるものとされ、AIエージェントによるトラフィックは2025年に前年比7,581%増加した。Eコマース、チケット販売、オンライン行政サービスでは、AIエージェントが利用者の代わりに行動する場面が増えている。
要望・目的
人間とAIエージェントが同じアクセスリソースや限定商品、チケットを利用する際の公平性を確保する。アクセス主体が人間かAIエージェントかではなく、利用者本人の意思、信頼できる認証・認可、同一ルールでの扱いを重視する。正規に認可されたAIエージェントが、人間の利用者と同じ条件でオンラインサービスを利用できる仕組みを検証対象とした。
実装・実施内容
Queue-it、大日本印刷、Meecoの3社は、人気商品の販売イベントを想定したシナリオでPoCを共同実施した。利用者はAIエージェントに商品検索を依頼し、提示された候補から購入商品を選択する。次にMeecoのウォレットで管理されるデジタル認証情報で本人確認を行い、AIエージェントへ代理実行の権限を付与する。認証・認可後のAIエージェントは、利用者の代理で仮想待合室に参加する。
AIサービス・システム
Queue-itのトラフィックオーケストレーション技術、Meecoのデジタルアイデンティティ管理技術、DNPのAIエージェント向け分散型アイデンティティ管理技術と利用者意思を安全に伝える技術を組み合わせる。AIエージェントは商品検索の依頼を受け、候補提示後に利用者が選んだ商品について代理実行する。利用者本人の認証情報と代理権限が、AIエージェントの正規アクセスを判断する前提となる。