Sakana AIのFugu-Cyber、CyberGym86.9%
元記事公開日: 2026年7月24日
出典: https://ledge.ai/articles/sakana_ai_fugu_cyber
Sakana AIのFugu-Cyberは、単一APIへの要求に応じて専門AIエージェント群を動的に編成し、複雑なサイバー防御タスクを処理する。CyberGymで同社評価86.9%、CTI-REALMで72.1%を記録した。実運用には専門人材と人間を含む検証工程が必要とされる。
背景
フロンティア級のサイバー能力を持つモデルへアクセスするだけでは、企業のセキュリティ課題は解決しない。
要望・目的
現代のサイバー防御に必要な複雑な作業を扱うため、Fugu-CyberをSakana Fuguのサイバーセキュリティ特化版として提供する。Sakana AIは、日本の主要機関と企業向けのシステムを開発中としている。
実装・実施内容
Fugu-Cyberは単一のAPIエンドポイントに要求を送る形で利用する。内部では専門化したAIエージェント群を動的に編成し、複雑で複数段階のタスクに対応する。Sakana AIは日本の主要機関と連携し、本番導入向けの専用ハーネスとワークフローを構築中としている。潜在的な脆弱性は、専門エージェントと人間の確認で実環境で再現するかを確かめ、修正へ進む。
AIサービス・システム
Fugu-CyberはFuguの新しいAPIエンドポイントで、複数のAIエージェントを単一モデルのように扱うマルチエージェントシステムである。CyberGymでは複雑なコードベースを分析して現実の脆弱性を検証する能力を、CTI-REALMでは生の脅威インテリジェンスレポートを検出ルールへ変換する能力を評価対象とする。
結果・効果
2026年7月21日、Fugu-Cyberは従量課金プランで利用できるAPIとして提供を開始した。利用には、想定用途と確認済み連絡先を含む申請フォームの提出が必要で、Sakana AIの審査・承認後にアクセス権が付与される。Sakana AI公表の評価ではCyberGymの成功率は86.9%、CTI-REALMは72.1%だった。主要機関との本番導入向けワークフロー構築は継続中。