FIXER、診察会話をAIで診療記録化する仕組みを開発・検証
公開日: 2026年7月8日
出典: https://fixer.co.jp/news/2026/07/2026_0709_001_elevenlabs/
FIXERは、診察会話をAI音声プラットフォームでテキスト化し、Sovereign GaiXerでSOAP形式などの診療記録ドラフトを生成する仕組みを開発・検証する。医師がドラフトを確認・修正する運用とし、国内の閉域環境で処理しながら、文書作成負荷の軽減と医療データ活用の高度化を目指す。
背景
医療、行政、流通の現場では日常業務で多くの会話が発生する一方、内容の記録、整理、共有は人手に依存している。医療現場では診療記録、電子カルテ入力、紹介状、退院時指導書などの文書作成が医療従事者の負担となっている。患者情報を扱うため、音声のテキスト化だけでなく、セキュリティ、データガバナンス、既存システムとの連携が必要となる。
要望・目的
診察時の会話を記録に利用し、医師や看護師が患者と向き合う時間を確保しながら診療情報を正確かつ効率的に記録できる仕組みを構築する。患者情報を含むデータは国内かつ閉域ネットワーク内で処理し、医療機関に求められるセキュリティとデータガバナンスへの対応を進める。音声データの取得は患者への説明と同意を前提とする。
実装・実施内容
FIXERはイレブンラボのAI音声プラットフォームとSovereign GaiXerを組み合わせた音声AIソリューションの開発・検証を開始した。第一弾の重点領域を医療とし、診察会話を音声認識でテキスト化して診療記録のドラフトを作成する文書作成支援の仕組みを構築する。医師が生成されたドラフトを確認・修正し、記録を完成させる運用を前提とする。
AIサービス・システム
イレブンラボのAI音声プラットフォームが診察時の会話をテキスト化する。Sovereign GaiXerは会話内容を意味解釈・要約し、業務文書テンプレートへの転記や構造化データへの変換を行う構成を想定する。医療向けにはSOAP形式などの診療記録ドラフトを生成し、生成AI処理を院内・閉域環境で完結させる。診断や治療方針の決定は行わない。