まなりぴで小学生の理解度把握を省力化
元記事公開日: 2026年7月25日
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000040510.html
まなりぴは、動画のアップロード後にAIが問題を作成し、児童の記述解答を自動採点して、誤りや理解不足の箇所を可視化する。洗足学園小学校の5年生75名が休み時間と家庭学習で試使用し、教員は正答率と解答内容から理解度を把握しやすいと評価した。
背景
SCCが開発する「まなりぴ」は、青山学院大学との共同研究から生まれた。洗足学園小学校はこの考え方に共感し、2025年11月に1回目の実証実験を実施した。2回目の試使用では、2026年6月に追加された理解度チェック機能を中心に扱った。
要望・目的
試使用では、児童の学習効果向上に寄与できることと、教員の負担にならず日常業務で無理なく利用できることを評価対象とした。理解度チェック機能では、点数の推移に加え、児童生徒がどのように解答したかを確認できる。
実装・実施内容
洗足学園小学校の5年生75名を対象に、2026年6月15日から26日まで理科で試使用した。児童は休み時間や家庭学習で自由に利用し、期間終了後に児童と教員へ使用感のアンケートを実施した。教員にはインタビューも行い、実用性と持続可能性の両面を評価した。
AIサービス・システム
まなりぴは、学習端末上のAIパートナーとの対話を通じて、児童生徒が学習内容を自分の言葉で説明するよう促すAI復習支援サービスである。理解度チェック機能では、動画のアップロード後にAIが問題を自動生成し、記述式の解答を自動採点する。初回と最新の点数、解答内容、誤りの箇所を一覧で確認できる。
結果・効果
教員は、正答率だけでなく解答内容も確認できるため、児童の理解度を把握しやすくなったと評価した。動画をアップロードしてから問題を作成するまで教員の手がかからず、スムーズに行えたとのコメントもあった。「理科の勉強に役立つ」という質問には、83%の児童が肯定的に回答した。学習の定着や記述力・表現力の向上は可能性として示されている。